美しい呪詛

2026.07.01 髙山准

おそろいのアンパンマンキーボードからきみの人生は始まった

指先が伸びていくたび帰り道弾む鍵盤みたいな声で

化学室 かすかに届く旋律が美しい呪詛みたいで眠る

押したなら必ず響く音だから押さないままで見送った駅

今きみがコンサートホールで鳴らすひとつひとつの呪詛を知ってる


美しい呪詛 おそろいのアンパンマンキーボードからきみの人生は始まった
指先が伸びていくたび帰り道弾む鍵盤みたいな声で
化学室 かすかに届く旋律が美しい呪詛みたいで眠る
押したなら必ず響く音だから押さないままで見送った駅
今きみがコンサートホールで鳴らすひとつひとつの呪詛を知ってる

髙山准