ひとりひとりが祝福

Oct 01, 24 domeki

朝刊を広げて木漏れ日を浴びる父の姿をふと思い出す

落ちる葉のひとつひとつが街をゆくひとりひとりが祝福の午後

午後休はバカンスめいた響きしてブランコを探す人になろうか

シンガーの熱量についていけなくてひとつふたつと葉っぱを数える

午前4時 木の根の無数のセミたちの眠りの深ささえ羨ましく


ひとりひとりが祝福 朝刊を広げて木漏れ日を浴びる父の姿をふと思い出す
落ちる葉のひとつひとつが街をゆくひとりひとりが祝福の午後
午後休はバカンスめいた響きしてブランコを探す人になろうか
シンガーの熱量についていけなくてひとつふたつと葉っぱを数える
午前4時 木の根の無数のセミたちの眠りの深ささえ羨ましく

domeki