窓を数える

Mar 01, 26 宇祖田都子

こんなにも低いところにある窓は地球を忘れないための窓

生垣の無数の穴の全部から一つの窓のピースが見える

動き出す電車は窓を道づれにみんな環状線だと告げる

駅ビルの7Fにあるカフェの窓 そこで光っているだけでいい

さまざまな理由があって割れたまま春を迎えた窓を数える


窓を数える こんなにも低いところにある窓は地球を忘れないための窓
生垣の無数の穴の全部から一つの窓のピースが見える
動き出す電車は窓を道づれにみんな環状線だと告げる
駅ビルの7Fにあるカフェの窓 そこで光っているだけでいい
さまざまな理由があって割れたまま春を迎えた窓を数える

宇祖田都子