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暗室のあなたはいつも残像でとどかない黒鍵を思いだす

夜の砂場はしゃべれないからまたねって言わずに去った友達の名は

土曜日も犬は吠えない駅前でぜんぶの支援者になりたいよ

もう鳴らない細胞ひとつ置いていく　螺旋階段ゆっくりおりる

佳境　ここから針の音をきくの？ みな顔のない指定席にて