家族

Jan 02, 26 放棄未完

ばあちゃんが拾ってきた火は不細工で青いところがやけに大きい

無い影を踊らせながら生きている影が無いのを誇るがごとく

面影は今も寝顔に 弱かった頃に名付けた「とろ」という名の

「火事の時、とろを残して逃げるという選択肢などありませんでした」

僕らにだけ見せる無邪気な振る舞いは光でもあり熱でもあった


家族 ばあちゃんが拾ってきた火は不細工で青いところがやけに大きい
無い影を踊らせながら生きている影が無いのを誇るがごとく
面影は今も寝顔に 弱かった頃に名付けた「とろ」という名の
「火事の時、とろを残して逃げるという選択肢などありませんでした」
僕らにだけ見せる無邪気な振る舞いは光でもあり熱でもあった

放棄未完