初詣

Jan 02, 26 太田葵

遠くから歩幅の狭い女の子わざわざ炎のような振袖

感情を見透かされてる一瞬の 重ねた布の奥にはぬるさ

ぼんやりと横顔を見る、振袖の裾の小さなシミから生えた手

『別嬪』がよく似合う目の奥に雪の真核を飼うそれも夢だろう

林檎飴 べぇと互いに見せ合う一層赤くなりゆく舌背


初詣 遠くから歩幅の狭い女の子わざわざ炎のような振袖
感情を見透かされてる一瞬の 重ねた布の奥にはぬるさ
ぼんやりと横顔を見る、振袖の裾の小さなシミから生えた手
『別嬪』がよく似合う目の奥に雪の真核を飼うそれも夢だろう
林檎飴 べぇと互いに見せ合う一層赤くなりゆく舌背

太田葵