走馬灯

Mar 01, 26 浜塚ノカ

無垢すぎる息吹きかけた底抜けにすべてとの距離が近かったころ

踊り場と並ぶ夕日囲む街の目先の銀河を介す額縁

進路希望調査の紙の飛行機を投げかけた闇の風が再び

骨格を愛撫しカーテン何枚も重ねる術を覚えたふたり

張り詰めた大気の層に守られて人工酸素に慣れた晩年


走馬灯 無垢すぎる息吹きかけた底抜けにすべてとの距離が近かったころ
踊り場と並ぶ夕日囲む街の目先の銀河を介す額縁
進路希望調査の紙の飛行機を投げかけた闇の風が再び
骨格を愛撫しカーテン何枚も重ねる術を覚えたふたり
張り詰めた大気の層に守られて人工酸素に慣れた晩年

浜塚ノカ