隣にいる

2026.10.01 光安在

幸せは至るところにあると云う知覚過敏でも食べられるパン

近交の卵は白く濁りきりポンプは川のふりを続ける

厳冬にメープルタフィー噛むきみの犬歯を透かし夕映えが来る

花の後尾状花序落つ昼下がり諍いのあとマドレーヌ割る

あとがきを残して本を閉じるとき同じページに二本の栞


隣にいる 幸せは至るところにあると云う知覚過敏でも食べられるパン
近交の卵は白く濁りきりポンプは川のふりを続ける
厳冬にメープルタフィー噛むきみの犬歯を透かし夕映えが来る
花の後尾状花序落つ昼下がり諍いのあとマドレーヌ割る
あとがきを残して本を閉じるとき同じページに二本の栞

光安在