ぬぬぬぬぬぅ

Feb 01, 25 非鋭理反

台風の音の隙間に身を寄せる明日の重さを忘れるために

まばたきの音降り注ぐ谷底で孤独の質量はかりゆく夜

首都高が毅然と唸る夜のなかサラダ油が茄子と煌めく

わが庵に遮断法人Est.して音と体がないまぜになる  

春風が往路塞いで手放せぬ旗の音のみ明日へ浚われ


ぬぬぬぬぬぅ 台風の音の隙間に身を寄せる明日の重さを忘れるために
まばたきの音降り注ぐ谷底で孤独の質量はかりゆく夜
首都高が毅然と唸る夜のなかサラダ油が茄子と煌めく
わが庵に遮断法人Est.して音と体がないまぜになる  
春風が往路塞いで手放せぬ旗の音のみ明日へ浚われ

非鋭理反