oxygenesis

Jan 02, 26 石川瑞希

光あれ、とのささやきにふるえるは耳からさげた一双の石

ひとびとと火とがはじめて遭った夜を覚めればだれもおぼえていない

声というあらゆる声は産声の残響である 木々がさざめく

焼け落つる園を見給へ、その灰を飲み干すときのいづれ来るゆゑ。

心臓に内燃機関が宿るからおのれの息も奪って進む


oxygenesis 光あれ、とのささやきにふるえるは耳からさげた一双の石
ひとびとと火とがはじめて遭った夜を覚めればだれもおぼえていない
声というあらゆる声は産声の残響である 木々がさざめく
焼け落つる園を見給へ、その灰を飲み干すときのいづれ来るゆゑ。
心臓に内燃機関が宿るからおのれの息も奪って進む

石川瑞希