2026.07.01 只野かりそめ

魔界へと口を開いた水たまりイルカの背に乗り南国へ行く

冥王の涙みたいな夕立を他人の僕がワイパーで拭う

コンビニに駆け込み傘を手にとれば伝うしずくで値札が見えない

降りつける雨の善悪問う法廷虹を生むから酌量の余地

雨上がり雲の隙間を射す光におねだりをしてサイコロをふる


魔界へと口を開いた水たまりイルカの背に乗り南国へ行く
冥王の涙みたいな夕立を他人の僕がワイパーで拭う
コンビニに駆け込み傘を手にとれば伝うしずくで値札が見えない
降りつける雨の善悪問う法廷虹を生むから酌量の余地
雨上がり雲の隙間を射す光におねだりをしてサイコロをふる

只野かりそめ