図書館の一部がきみというよりはきみの一部が図書館だった

2026.10.01 遠藤ミサキ

読む場所がせまい暗闇だとしても本はいつでも白く明るい

指先はいつしかページと同化して魔法を放つ 一週間分

閉じ込めた鳥の重さを求めなさい。年端もいかない少女のように

太陽を醸造したのがウイスキーだからこんなに熱いし光る

賢者の石を投擲すれば仕留め得る狐を烏を地下へと放つ


図書館の一部がきみというよりはきみの一部が図書館だった 読む場所がせまい暗闇だとしても本はいつでも白く明るい
指先はいつしかページと同化して魔法を放つ 一週間分
閉じ込めた鳥の重さを求めなさい。年端もいかない少女のように
太陽を醸造したのがウイスキーだからこんなに熱いし光る
賢者の石を投擲すれば仕留め得る狐を烏を地下へと放つ

遠藤ミサキ