ʂəŋ

Feb 01, 25 尾内甲太郎

ひらかれた瞳のなかの楽団は赤い魚へ届かない羽根

海に宇宙がひとつ残っているだろう隕石はまだ闇を知らない

星屑は温度となって降りそそぐロバ・イヌ・ネコ・オンドリの骨へ

月代の惑星たちはふれあって硝子を砕くときは眠たい

鏡のなかの協奏曲 革命は青い舌の上のパルクール


ʂəŋ ひらかれた瞳のなかの楽団は赤い魚へ届かない羽根
海に宇宙がひとつ残っているだろう隕石はまだ闇を知らない
星屑は温度となって降りそそぐロバ・イヌ・ネコ・オンドリの骨へ
月代の惑星たちはふれあって硝子を砕くときは眠たい
鏡のなかの協奏曲 革命は青い舌の上のパルクール

尾内甲太郎