アンカー・ベイの子供たち

Sep 01, 24 青野ゆらぎ

いつになく小さな音でポップスをかけるパーティ 溺死者のため

人工の記憶 彼女は銅線やいるかのようにしなやかだった

不可解な行動のあと人口が増えたのならば***灰色の海

100マイル先の灯台まで歩き(スロー・モーション)人魚をさがす

横顔もおぼえていない人に会うために入り江に沈む帆船


アンカー・ベイの子供たち いつになく小さな音でポップスをかけるパーティ 溺死者のため
人工の記憶 彼女は銅線やいるかのようにしなやかだった
不可解な行動のあと人口が増えたのならば***灰色の海
100マイル先の灯台まで歩き(スロー・モーション)人魚を探す
横顔もおぼえていない人に会うために入り江に沈む帆船

青野ゆらぎ