氓の星

May 01, 25 尾内甲太郎

たぶんまだおおきな旅の半ばほど地球はチルい仮寓と思う

コンビニの硝子をあけて水をとるそれも銀河のうごきのひとつ

夜になると星を見るのはいつの日かまた旅立つと忘れないため

手に雨を受けてこの星とは違う星に降るだろう雨へ触れるのだ

ヒトという舟はなにかを搬べたかどんな夜ならゆくえを知るか


氓の星 たぶんまだおおきな旅の半ばほど地球はチルい仮寓と思う
コンビニの硝子をあけて水をとるそれも銀河のうごきのひとつ
夜になると星を見るのはいつの日かまた旅立つと忘れないため
手に雨を受けてこの星とは違う星に降るだろう雨へ触れるのだ
ヒトという舟はなにかを搬べたかどんな夜ならゆくえを知るか

尾内甲太郎