君は蝶だと思い込む蛾で翅を焦がすライトのせいで盲目
信仰を受ける覚悟も持たないで舞台を降りる度胸さえない
野良犬に後から血統書がつかぬように才能さえも先天
幼さを言い訳にしているうちに足元に新たな花が咲く
粉々になったガラスの靴を捨て裸足で歩いていけるというの?
兎田ファルク